2008年11月6日木曜日

ニジェール文化

  現地語学訓練中、土曜日の午前はニジェール文化の授業でした。ニジェールの宗教、民族、冠婚葬祭などについて教えてもらいました。その内容を少し紹介します。

 〈〈宗教〉〉
 ニジェール国民の約9割はイスラム教。
 イスラム教の特徴は・・・

  • 一日5回のお祈り:お祈りのときには、手、足、鼻、顔、口などを洗って清めてからお祈りします。
  • 豚肉は食べない。
  • ラマダン:断食のことで、日の出から日の入りまでの間は食事や水分をとりません。その期間のあとは、ラマダン明けのお祭りがあり、今年は9月30日でした。そのときは、大人から子供まで正装で、集まってお祈りをした後、盛大に食事をとります。
  • 一夫多妻制:ニジェールは一夫多妻制なので、一人の男性は養えるのであれば、4人まで奥さんをもつことができます。なので、既婚男性から第二婦人にならない?などと口説かれることもあります。第二婦人とか絶対イヤやし!!笑
  • コーラン:イスラム教の教えが書かれてある本。アラビア語です。
                                               などなど・・・
     他にも、色々な決まり事があります。一日5回のお祈りはかかさないこちらの人は本当に真面目だなと思います。私も一度、朝5時30分のお祈りに参加しました。前は、イスラム教について浅い理解しかなかったけど、実際に話を聞いたり、目にしたり、一緒にお祈りをすると、さらに理解できたように思えます。でも、断食はできないなぁ…。

 〈〈民族〉〉
 ニジェールには様々な民族がいます。代表的なのは、ハウサとザルマ。また、サハラ砂漠にはトワレグ族という遊牧を営む民族もいます。他にも色々な民族がいるのですが、それぞれが違う言語や習慣を持っていて、とても興味深い!
 ちなみに、私の活動先、タウアはハウサ圏です。

 〈〈ダンス〉〉
 ニジェールの人は踊りが上手い!特に子供たちの踊りには圧巻です。
 一度、夜の教室がクラブと化していました!!小学生から中学生くらいの男の子たちが踊っていたんだけど、めちゃめちゃ上手!!教室だったけど、ノリは完璧にクラブでした。時間も忘れて、一緒に踊って本当に楽しかった♪
 女の子ももちろん上手で、研修の最後にあったタムタムというダンスでは、素敵なダンスを披露してくれました。やっぱりリズム感が違うというか、動きが本当にしなやかです。しかも音に合わせて、いろんな種類の踊りがある。私もこっちにいる間に、ニジェールダンスをマスターして帰ります♪
 また、タムタムの日は、私たち日本人も負けずにヨサコイソーラン節を披露しました!暑い中練習した甲斐あって、現地の人たちにも喜んでもらえました。ダンスの後は、こっちの子供とかも「どっこいしょー、どっこいしょー」とか言ってて、かわいかった☆ タウアでも、ソーラン節したいなー。宇和島踊り&ガイヤ(地元の踊り)もやって、日本祭りでもしようかな♪♪♪

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