2009年3月20日金曜日

3月20日

Ina kuwana?? (ハウサ語でこんにちは)
お久しぶりです!!

みなさん元気にしていますか?日本はもう桜が咲いてますか??
ニジェールは3月に入ってだいぶ暑くなってきました。
この前、私の任地、タウアで隊員が温度を測ったら、室内が36度、そして、外は…
50度を越えて計測不可能になったらしい!! 計測不可能って・・・笑
湿気はないので、想像していたほどは暑くないけど、さぁ、これから一体どうなるんだろう・・・??
2月、3月は、風がとっても強くて、どれだけ部屋を掃除しても、机を拭いてもすぐに砂だらけ・・・。
外を歩けば、砂埃がすごくて、目が開けられない状態でした。
そんな風(ハルマッタンと呼びます)が過ぎ去れば、いよいよ暑さの始まり。
4月が暑さのピークだそうです。
さぁ、私はどうなることやら。激痩せ!?!? 未知の世界です。ちょっと楽しみ。

さてさて、ニジェールに来て、半年が経ちました。
もう4分の1です。早いなぁー。
本当に少しずつ、少しずつ、環境、生活習慣や言葉などに慣れてきています。

活動は1月後半から本格的に始動。
MJC(自分の活動先。青少年文化の家)で、子どもや大人に向けて英語や日本語の授業を始めました。そして、ニジェール人に協力してもらって、ハウサ語、フランス語の授業もしてます。
ここは学校ではないし、いつも同じメンバーが来るわけでもなく、教科書もないところ。
日本と環境は違うけど、子供達はすごく元気で、明るい。嬉しそうに英語を発音してくれているのを見ると、こっちも楽しくなってきます。




写真は、授業に来る子供達と一緒に活動をしてくれているニジェール人。後ろの絵は、ニジェールに来る前に働いていた学校の生徒に頼んで書いてもらった絵です。
学校がない水曜日の午後と土曜日はたくさんの子どもがMJCにやってきます。一番の活動時です。
今は、タウアで活動しているコメディアンを呼んで、コント(読み聞かせ)をしてもらったり、ダンス教室をしたりしてます。地元のダンス、ガイヤを教えているんですが、なかなか難しい…。CDラジカセがなくて音楽が流せない…。今は声でカバー…。笑 でも、これから何とか音楽を流して練習するぞ!そして、いつかはニジェールでガイヤをみんなで踊りたいなー♪

ニジェールの子供達は、本当にダンスが上手なんです。
伝統的なダンスもあって、何より、踊ってるのがすごく楽しそう。
そして、そんな子供達はすごく逞しく、誇らしげに見えます。
実際、服も破けてたり、砂だらけだったりするけど、何か内側から出てくるものが彼らにはあって、「自分が何か誇りに思えるものを持つこと」って人を強くするんだなって思いました。
この前も、フランス語の授業に来てた子どもの一人が、本当に細くて、栄養失調なんじゃないかと思うくらいだったんだけど、でもすごい大きな声で発表してビックリしました。「心の強さ」なんだろうな。

MJCの活動の他には、週2回の学校での英語の授業や、週1回盲学校でボール遊び。
今後は、NGOで英語の授業を週2時間予定してます。色々なところから声をかけてもらって本当に感謝です。1年目の目標は、言語を上達させることと、人脈を広げること。少しずつ、少しずつ、頑張ります♪