今回の研修の主催組織は、EIL(Experiment in International Living :国際生活体験協会)というホームステイやボランティアなどの異文化体験を促進する組織でした。なので、研修中も、その意向があり、モロッコ人の家で食事をさせてもらったり、ボランティア活動中もモロッコ人スタッフがモロッコ文化や習慣について詳しく教えてくれました。
そこで、ここでは、私が学んだモロッコの生活を紹介します!
まず、なんといっても、私の中で一番印象に残っているのが、
これ!お茶をいてているところです。
モロッコでは、食事の前や後に必ず飲みます。ニジェールでも飲まれるティーですが、違うのは、ミントが入っていること。普通の中国緑茶にミントの葉を入れて、写真のように、高い位置から入れます。その中には砂糖がたっぷり入っていて、甘くておいしいんです!また、食事の前には一緒に甘いお菓子もでてきます。せっかく体調を壊して痩せたのに…と思いつつ、ついついお菓子に手がのびる私。。。だって、ニジェールにはないんだもんと言い訳してみる。
☆モロッコのお菓子☆
ミントティーに続いては、食事。
モロッコの伝統的な食事と言えばクスクス。毎週金曜日は、クスクスを家族みんなで食べるのが習慣です。
☆モロッコ伝統料理クスクス☆
ニジェールでもクスクスはありますが、違うのは、モロッコは野菜がたっぷり入っていること。7種類の野菜、甘く煮たレーズンそして、羊や牛などの肉がクスクスの上にのせられています。
そして、食べ方。モロッコでは、親しい中では、ひとつの皿にのった料理を手を使って、みんなで食べます。基本的に親指、人差し指と中指の3本を使うのですが、なかなか難しい。特に、クスクスを手を使って上手く食べるのは、モロッコ人でも至難の技らしい。
このクスクス料理は、モロッコ人のうちにホームステイのように招待してもらって、モロッコ人のホストマザーと一緒に頂きました。
☆食べ方のお手本を見せてくれるホストマザー☆ クスクスを食べるときは、手にとって丸くして食べます。私は、ポロポロこぼしてしまいました。
☆夕食を食べさせてもらったホストファミリーと☆
食に続いては、住。モロッコの家は大体、大きなサロンがあります。そのサロンには上の写真のように大きなソファーがあり、部屋の4面に置いてあります。そしてそのソファーの上にクッションがたくさんおくのがモロッコスタイル。
☆一緒に活動をしたNGO職員の方のお宅☆
続いて、衣。
モロッコでは、ジュラバという服があり、男女共に着ています。ジュラバにも種類があり、男性用、女性用、またパーティ用などもあります。
☆ジュラバを着て、説明してくれるガイドの方☆
私もモロッコ滞在中に来ていた灰色の服はジュラバです。これは、あまりに寒い格好をしていた私を見かねて、モロッコのシニア隊員の方がプレゼントして下さいました。なんて、優しい…。それにしても、同じアフリカだから暑いだろうと思っていたけど、モロッコは寒かった!日中は日差しもあって暑いけど、朝と夜は凍えるほど寒かったです。(ニジェールから行くからそう感じるのかな??)
またモロッコは革製品がたくさんあります。
☆旧市街で売られている革のかばん☆
☆革製品の色染め作業☆ なんて過酷な仕事!!
まだまだ奥深いモロッコの生活ですが、長くなったのでこの辺でMorro News Letter は終わりです。
EILを通した研修は5日間だけでしたが、とても内容の濃い研修でした。そして、旅行で行くよりも、ボランティアやホームステイなどを体験することで、よりその国の文化や習慣を知ることができました。
PS.全体的に食の割合が大きかったのは、きっと気のせい!笑
☆半年ぶりの海に大感激!!☆
1 件のコメント:
ジュラバを着たhiroちゃん、やっぱりかなり痩せている!うらやましい~(*^m^*) クスクス
でも、甘いお茶とお菓子で、また少し戻ったかな?
ホストマザー、めっちゃ美人やね!(^^)!
NGO職員の方のお家、立派ねぇ\(◎∠◎)/
皮染色の写真、映画の一場面を見てるような感じやわぁ。
そうや、ニジェールには海はないのね。
名画「カサブランカ」の舞台?のカサブランカもモロッコの海岸沿いあるんだと、検索して初めて知ったσ(^_^) 私。
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