2009年4月15日水曜日

Niger News Letter #1 その先に見えるもの

 4月になりましたね。ちょっとタイトルのスタイルを変えてみました。

 今日は活動のことについて…。

  私の職種、青少年活動は本当に幅が広い。歌にダンスにお絵かき、エイズの啓発から、英語に、日本語教室とまさに何でも屋さん。自分のできる分野を活かしつつ、現地のニーズにあうものを見つけることが最初の仕事。自分の好きなこと、やりたいことができて良いという反面、活動があまりに幅広くなりすぎたり、目標が見えにくくなっていたりと難しい面も多々ある。

 私の要請内容(ニジェールが私の仕事として求めているもの)は、子供たちの余暇活動の促進やMJC(青年文化の家)の活性化。だけど、実際の子供たちの様子を見ると、衣食住も整っていない子もいる。MJCの予算にも余裕があるわけでもない。そんな状況で余暇活動は重要視されていないのも現実。だけど、余暇活動といってもだた遊んでるだけじゃない。遊びの中で育まれる社会性や言語の授業の中で育つコミュニケーション能力、そして、啓発の中で得られる知識だってある。そんな遊びや学びの先に見えるものをはっきり持つことが大切なんだって最近気づきました。

  そして、その先に見えるものがはっきりすれば、毎日の活動にももっと張り合いがもてるし、取捨選択も簡単になる。そして、きっと自分の毎日にも同じことが言えるんだと思う。何を大切にするのか、とか、何を望むのかとか、自分の目標があれば、きっと色んな情報、環境やまわりに惑わされることなくすっきりと立っていられるんじゃないかな。

 目にする現実、肌で感じる自然、耳で聞く真実、色んなことを取り入れつつ、今の自分とその先に見えるものを少しづつクリアに、そして、リアルに。

MJC

カレンダー2 活動の様子

1 件のコメント:

miyochan さんのコメント...

おっ、hiroちゃん先生してるジャン(^^♪